幽らり

みんな見ている。邪悪な夢を。

寒露 冬子(かんろとうこ)

『おはよう有クン。ご飯できてるわよ。』

既に軍服に身を包んだ母が僕に微笑む。寒露冬子。それが僕の母の名だ。
僕の両親は共に軍人で、母はこの市にある基地で任務に当たる中尉だ。
基地内では「鬼教官」『氷の女』なんてあだ名で呼ぶ人もいるそうだが、それは軍人としての規律を守る気高い姿勢が、そう見せているのだと僕は知っている。凛々しく、そしてそれ以上に優しい母は僕の誇りだ。

父は先月から外地の基地に幹部として赴任している。寂しくないようにと母がリビングに飾った大きな父の写真。
父自身はこれを見て照れていた。
世間からみればお硬い軍人夫婦なのだろうが、息子の自分が目のやり場に困るほどのラブラブ夫婦なのだ。

「おはよう、お母さん。今日は特に早いね。」

『はぁ‥実は今日から仕事で問題児を預かることになってね‥。その準備とかがあって‥今から頭が痛いわ』

「それは大変だね。大丈夫?」

『うふふ、もちろん!お母さん、伊達に鬼教官って呼ばれてないのよ。』

悪戯っぽく微笑む母の笑顔は、息子の僕から見てもドキッとするほど美しかった。


『毒島二等、また貴様か!』

「寒露中尉。向こうが殴りかかって来たんで、やり返しただけっすよ。」

眼の前の若者は、冬子の叱責にも飄々とした表情で反省した様子は微塵も感じられない。普通なら除隊、いやそもそも入隊すらさせないようなチンピラ上がりの人間だった。
だが彼、毒島武雄(ぶすじまたけお)は毒島大将の息子であり、手のつけられない程の無法者で、刑務所に打ち込まれる寸前だった息子を矯正させようとコネを使って入隊させてきたのだ。そして案の定、トラブル沙汰を起こし続けていた。

(クソ、なんでこんなヤツが‥)

幹部から直々にドラ息子の教育を依頼されたのは、冬子の夫であり、同じく軍人である寒露中佐だった。
だがあろうことか、引き受けた直後、外地の基地へと赴任が決まり、代わりに冬子が引き受けることになったのだ。

『にしても、中尉。いい体してますよね。高校生の息子がいるとは思えない。そんな男好きのする体で、旦那が単身赴任とくれば、夜も身体が疼くでしょう?』

バシィ!

冬子は毒島の頬を思いっきり張り飛ばした。

『この下衆め!私がお前を徹底的に躾けてやろう!』

毒島は唇に流れてきた鼻血をべろりと舐めると、不敵な笑みを浮かべる。その目は獲物を狙う獣の目だった…


『き、貴様ッ!あッ!こ、こんな事をしてタダで済むと思うな!軍法会議にかけてや‥あひぃッ!』

パン!パン!

「ええ、証言してやりますよ。中尉のアソコは30分でグチョグチョでしたってね。フフフ‥]

毒島は自信に満ちた顔で、大きく開いた冬子の股に腰を打ち付ける。

日も暮れた頃、演習で銃の部品を無くしたという毒島の報告に、演習場の隅にある格納庫に同行した冬子。
演習時間外、この建物に入るには士官の管理してる鍵が必要だったし、部品を見つけた後は毒島に懲罰として、腕立て伏せを行わせるつもりだった。
だが誰も来ない場所に野獣と二人きりになるという致命的なミスを犯してしまった。

「そら!そら!旦那じゃこんなとこまで届かないだろう?」

『はっ!はっ!はあッ! そ、そんなッ!こんなの知らないッ♡! ダメッ!!助けて、あなたぁッ!』

ガクガクと全身を震わせながら、冬子は初めての凌辱による絶頂へ押し上げられていった。

『あッ♡ あッ♡ あッ♡』

深夜、日付が変わる頃。
打ち込まれる快楽の破城槌に、理性の城門は打ち砕かれ、甘い声をあげながら快楽に悶える冬子の姿があった。


『あッ♡ あッ♡ ダメぇッ♡ ダメになっちゃぅ♡』

「フフフ‥よがる中尉の姿バッチリ撮れてますよ。」

『それがどうした。異常な状況下において正常な判断を奪われることはありうることだ。』

快楽の波に流されていた理性が戻り、怒りに満ちた目で毒島を見据える。

『この動画こそがお前の犯した犯罪のれっきとした証拠だ。軍内でも夫にでも見せればいい。きっと夫は分かってくれる。お前はもう終わりだ!』

「ククク‥俺がこの動画を送る先は軍でもあんたの旦那さんでもない。こいつさ」

『なッ!』

スマホに映し出された動画の送信先のアドレスに冬子は驚愕する。それは冬子の息子、有(ゆう)のアドレスだった。

『な、なんで‥』

毒島は心得ていた。どんな人間にも弱点があると。冬子にとってそれは最愛の一人息子だった。

全国射撃大会で優勝し、表彰式で「父や母のような軍人になりたい」と語り、軍内でも評判だった。鬼教官と呼ばれる彼女が、息子の事を語るときは優しい母の顔をしているのを軍の誰もが知っていた。
だからこそ、毒島は冬子のスマホを盗み見し、息子のアドレスを調べ上げていた。

「さーて、捕まる前にこいつを送っておこうかな。お前のかーちゃん。最後は俺にしがみついてベロちゅーまでしたって書いてな。」

『ま、待って!そ、それだけは‥それだけは‥』

正気を失っていたとは言え、愛する息子だけには、決して自分のあんな姿を見せたくなかった。

ここに毒島の”奇襲”と”上陸”が成功した。そして冬子には”侵略”される運命が待っていた。


『お、お願い‥もう‥もう‥出させて‥』

出勤してすぐ冬子は毒島にトイレへ連れ込まれ浣腸を流し込まれた。
そしてそのまま士官会議へ出席させられていた。毒島の許可なくトイレへ行くことも許されず、やっと会議を耐えた後、虫の息で毒島に許可を求めに来ていた。

「いいぜ。だが俺が一発抜いてからだ」

『そ、そんな‥』

冬子に選択肢など与えられていなかった。数分後、トイレにくぐもった悲鳴が響いた。

『お”ぉッ!あぐッ♡!ぐひぃ!』

そして吹き出すような濁流音と咆哮

ぶりゅりゅりゅりゅッ!!

『お”お”お”おォォォォッ!』

「ははは!母親の出す声じゃねえな!」

冬子を追い詰め、従順な奴隷にするため、そしてアナルセックスを仕込むための準備は着々と進んでいた。


『ぐひぃぃぃぃッ♡!!』

遂に毒島の肉棒が冬子の尻穴に突き立てられる。
背中を仰け反りながら歓喜の悲鳴を上げる冬子。

連日の浣腸調教、そして道具や指での尻責めで何度も達したアナルアクメ。
尻穴を毒島の肉棒で突き回されるこの瞬間を心待ちにしていたのはもはや冬子の方だった。

「もう我慢できないの‥」

ある日、冬子は毒島に自ら懇願した。そして地下格納庫で冬子は自らアナルバージンを捧げた。

パン!パン!パン!

「どうです中尉、それとも奥さんの方が燃えますか?」

『あぐッ!ぎひぃッ♡ し、死んじゃぅぅッ♡!』

夫にすら触らせなかった不浄の穴を、二十近くも年下の部下に散らされているこの倒錯的な状況が、更に冬子の躰を燃え上がらせていた。

「まずは一発、出してやるよ!奥さん!」

『おぉぉッ♡ オゥッ♡!おうぅぅッ!』

冬子は獣ような声で叫びながら直腸で毒島の精液を飲みこんだ。


「へえ、これが冬子の家か。いいとこに住んでんじゃん。」

『18時には息子が部活から帰ってくるの…だからそれまでには…』

「上官と部下」の関係は今や「奴隷と征服者」となっていた。

それでも毒島が自宅に来ることだけは拒んでいた冬子だったが、遂に毒島に押し切られ自宅へと上げてしまった。

(ククク…人妻なら自宅調教は外せねえからな)

毒島は服でも隠しきれぬヒップラインの割れ目に指を突き入れ、そのまま引き上げる

『ひぅ”ンッ♡!』

冬子はビクン、ビクンと全身を震わせながら悦楽に白目を剥いた。

「おっぱいモミモミw」

冬子の胸を思うがままに揉みしだきながら、下品なガキのような言葉を囁く毒島。

『おっぱい‥モミモミ‥♡』

冬子もその言葉に続く。軍で”氷の女”と呼ばれた自分が、朝、息子を送り出したこの玄関で、こんな醜態を晒している・・
こんな遊びは序の口に過ぎない、今日我が家で、自分は妻として、そして母として、やってはいけないことをさせられるのだろうという確信があった。

それを思うだけで冬子は背中にゾクゾクとしたものが走り、股の芯から熱い疼きが湧き上がってくるのを抑えられなかった。

(ごめんなさい‥あなた‥私負けました‥♡)

「お前を躾けてやる」そう宣言しながら、結局、躾けられたのは自分の方だった。

冬子の肉体は”征服”され、そして今、家庭も”侵略”されようとしてた。


『もう出ないと遅刻しちゃう‥』

「フフフ‥朝までよがり狂っていた女がよく言うぜ。」

毒島の部屋から出勤する冬子。もう冬子は毒島の言いなりだった。形だけの抵抗すらしなくなっていた。
昨晩は息子の待つ家には帰らず、一晩中に毒島の部屋で突き回されながら甘い悲鳴を上げ続けた。

毒島は冬子の尻肉を両手で割り広げると、その中央にあるセピア色の蕾を空気に晒す。

『あんッ♡』

じゅぶぶぶ…

毒島は舌を突き出すと、冬子のアナルに舌を埋め込んでいく

『あはぁぁぉぉぉッ♡』

冬子の体の芯がとろける。そのまま冬子は脚を広げ、両手を壁に付いたまま尻を突き出した。
屈服のポーズ。遅刻も軍規も、もうどうでも良かった。

やがて二匹の獣の叫び声と肉と肉がぶつかる音が部屋に響く。

(有ちゃん‥朝ごはんちゃんと食べたかしら‥)

冬子は肉の喜びに悶え狂いながらも、どこか冷静な頭の片隅で最愛の息子のことを思い出していた。


『ああ…こんな…恥ずかしいわ…』

「フフフ、カコールド基地の美人教官と言えば地元でも有名だ。気付くヤツもいるかもしれないぜ」

『そ、そんな…』

言葉とは裏腹にゾクゾクとした快感が背中を走り、媚肉からはとろりと汁が溢れる。

深夜の露出調教。今夜も冬子は息子の待つ家には戻らない。
仕事が忙しいからと、家政婦に家事を任せ、週の多くを毒島の部屋で寝泊まりするようになっていた。
単身赴任中の夫からの電話もほとんど取ることはなく、事務的にショートメールで返すだけとなっていた。
あれほど大切だった家族が今の冬子の中では遠い存在のように思えていた。
そして自分を支配した若い牡に服従することが、冬子の喜びとなっていた。


「咥えな。中尉。」

『ワン♡』

毒島の肉棒を一心不乱にしゃぶる冬子
もはや軍務の途中であろうと、毒島の命令であれば、牝へと変わり果てる人妻の姿がそこにはあった。

「明日、旦那が赴任先から戻るんだって?」

『ふぁ、ふぁい♡‥んぐッ♡‥うむぅ♡』

「ククク‥家族の晩飯にこの薬を混ぜな。旦那と息子は朝までぐっすりだ。そしたら旦那の上で一晩中可愛がってやるぜ」

ゾクゾクッ‥

『ああ‥♡…は‥はい…ご命令通りに‥♡』

翌晩、冬子は眠る夫の顔に愛液を飛び散らせながら、何度も、何度も、上り詰めた。

わずか数ヶ月。夫が遠方に離れている間に、その妻は侵略者に征服されていた。


『見て‥私‥もう毒島様の奴隷なの‥♡」

最近、この街の男子の間では深夜に現れるという痴女の噂で持ちきりだった。
それは金髪のウィッグとサングラスで変装させられた冬子だった。

最初は人目を忍んでの露出調教だったが、今では変装しているとはいえ、衆目の中で体を晒すことも厭わないほどに、いや見られることを楽しむほどに調教されていた。

そして今晩も冬子はその肢体を夜風に晒す、噂を聞きつけて探していたのか、野次馬が冬子を取り囲み歓声を上げている。冬子の後ろで凶悪な面構えで睨みを効かせている毒島がいなければ、冬子に群がっていただろう。

野次馬の歓声を受けて冬子の体は更に熱くなっていった。

『ひぃッ!』

取り囲む男達の中にいる一人の少年と目が合い、冬子は冷水を浴びせられたような衝撃を受ける。

少年も驚愕の表情を浮かべている。少年は言葉を発しようするが声にならない。口だけが何かを言おうとただパクパクと動く。

だが冬子にはその言おうとする言葉がわかった。

「か あ さ ん」


『ああ…もうお終いだわ…』

「おい、突然逃げ出してどういうつもりだ。」

変装のためのカツラもサングラスも脱ぎ捨て、絶望の表情を浮かべる冬子に毒島が詰め寄る。

『あの子が…有クンがいたの…私だって気付いていたわ…』

「チッ、そういうことか…」

今、冬子との関係が公になれば、毒島の素行を直すために軍に放り込んだ毒島の父親は大将の特権を使い、毒島を別の基地に移すだろう。上官の冬子を調教することに成功し、楽しくなってきた今の生活を手放すことは毒島も避けたかった。しばらくの沈黙の後、毒島はニヤリと笑う。

「クク…息子から旦那にも伝われば、あんたの軍人としてのキャリアも終わり、当然離婚だろうな。母親があんな真似してれば、離婚後も息子に会うことすら禁じられるだろうよ…」

『ああ…嫌、嫌よ…あの子に会えなくなるなんて…』

「だが、まだ手はあるぜ…」

『え!?』

すがるように見上げる冬子に毒島が告げた提案は、冬子を新たな地獄へ誘うものだった。


『そ、そんなこと‥できないわ!』

毒島の提案に冬子が叫ぶ。それは息子を誘惑し共犯にするというものだった。それは母として決して超えてはならない一線だった。

「もう息子と会えなくなってもいいのか?」

『そ、それは‥‥でも‥でも‥』

毒島は躊躇する冬子に後ろから襲いかかった。

「やっぱり最後はコイツで分からせるしかないようだな。奥さん」

パン!パンッ!

『息子とヤルんだ冬子!」

『あぁッ!できないッ!それだけは、ダメッ!』

「ならお前ともこれきりだ!離婚された人妻なんてただのババアだからな!」

『そ、そんなッ!』

「お前は旦那に離婚され、息子とも会えなくなり、そして俺もお前を捨てる。浮気に溺れ軍人とのキャリアを失ったババアとしてこれから孤独に生きていきたいか?」

『あぁ‥』

「このチン◯無しに生きていけるのか?」

毒島は腰のストロークを早め、冬子を絶頂へと押し上げていく

『あひぃぃぃぃぃッ♡!!!』

「フフフ‥返事を聞こうか‥奥さん」

『し、しますぅ‥♡ 息子とシますッ♡』

「フフフ…それでこそ俺の冬子だ。」

毒島が冬子の唇を奪うと、冬子もそれに応えて舌を突き出す。

ぴちゃ‥ピチャ‥じゅる‥じゅる‥

舌を吸い合う音が夜の街に響く

(ああ‥私‥地獄に堕ちるのね‥)


学校の級友達に誘われ、隣街に出るという痴女を見に出かけた冬子の息子、有(ゆう)。

普段なら深夜に出歩くなど母が許さなかった。だが最近母は仕事が忙しいらしく家事は家政婦に任せ、週に一、二度しか戻らなくなっていた。
かって隣国との軍事的な緊張が高まった時も、両親が基地に泊まり込みとなり、同じような状況になったことがあったので、母のいない寂しさを覚えつつも仕方ないことだと思っていた。

普段なら乗らない弟あろう級友の誘いに乗ったのも、そんな寂しさを紛らわせたかったからかもしれない。

そして夜の街で有は見た。見知らぬ男に乳房を揉まれながら悶え、観衆に見せつけるように尻を振る母の姿を。
目が合った瞬間、互いが互いを認識した。
ウィッグやサングラスなど、血を分けた親子の前では無意味な変装でしかなかった。
母は驚愕の表情を浮かべると身を翻して走り去った。

興奮冷めやらぬまま、痴女の話題に花を咲かせる級友達。始発の電車が出るまで続くであろうお喋りに背を向け、何も考えられぬまま有は一人、夜の道を歩き始めた。

明け方、有は数時間かけ、ようやく自宅にたどり着く。どこをどう歩いて帰って来たのか有自身も覚えていない。

厳しくも優しい母がなぜ…あの男は誰なのか…父さんが知ったら家庭はどうなるのか…これから自分はどう母に接したらいいのか…何一つ考えは纏まらなかった。

有は家のドアに手をかけたところで、鍵が開いてることに気づく。

『お、お帰りなさい…有クン…』

そこには母がいた。


『お、お帰りなさい…有クン…』 

「‼︎」

そこには有が見たことのない母がいた。

『有クン…あの事…お父さんに黙っていてくれるなら…お母さん何でも言うこと聞くから…』

「…か…母さん…」

母に問わねばいけないことが、山ほどあったはずなのに。
その煽情的な格好と、むせかえるような牝の匂いに有の頭は真っ白になる。

生まれた時からずっと見てきた人なのに、目の前にいるのは見知らぬ人のようだった。それは牝としての母。

「ゴクリ…」

知らずのうちに唾を飲み込んでいた。若々しく美しい自慢の母。しかし女として見たことなど一度もなかった。
だが今、有の股間はズボンの中ではちきれんばかりに膨らみ、自分を産み落とした女性を情欲の対象として捉えていた。

薄紫の水着の下から、透けて見える乳首とうっすらと茂る黒い草むら。

有の指先が冬子の乳首に触れる

『あんッ♡』

甘い、甘い声。母が息子にあげていい声ではない。

タガが外れたように、有は冬子の乳房にむしゃぶりついた。その日、親子は禁断の一線を超えた。


「か、母さん・・」

『ゆ、有クン・・』

僕は禁断の一線を越えた、母のナカで果て、そのまま床で抱き合ったまま放心していた。その時だった。

「よう!童貞卒業おめでとう!おふくろはどうだった!」

部屋の奥から裸の男が現れる。夜の街で母を嬲っていた男だった。

「き、貴様!」

「お前と母ちゃんのセックス。ちゃんと録画したぜ。クリック一発で単身赴任先の父ちゃんに送信だ」

男の持つスマホには父の宛先が表示されていた。
そして、その添付ファイルの動画は‥
僕は固まった。こんなことが父さんに知られてしまったら‥

「しゃぶりな、冬子」

固まったままの僕の側から離れ、母は椅子に座る男の元にかしずき、そそり立った肉棒を愛おしそうにしゃぶり始める。

「か、母さん!」

「ククク‥俺はな、お前の母ちゃんのご主人様よ!」

『んぐッ‥んぐ…ごめんね‥有クン‥お母さん…もうこの人のモノなの…』

僕の前で男の股間に顔を埋め、一心不乱に男の肉棒を頬張る母。

切なそうに腰を動かし、そのたびに豊満な尻肉が波打つ。花弁からはとろとろと牝の汁が滴り落ち床に水溜まりを作る。

「オラ!もっと動かせ!」

男は母の頭を掴むと、まるで道具のように前後に動かす

『んグッ!んグッ!ゲホッ!』

「出すぞ!飲め!」

『ン゛ンンンんーッ!』

ゴクッ、ゴクッ…

母が喉を鳴らして男の精液を飲み干していく。

「息子の前で飲むザーメンは格別だろう?」

『は…はい♡ ごちそうさまでした…♡』


「お前の母ちゃんは俺の上官でよう。入隊当初は俺をクズ呼ばわりしていたんだが、ヤッてしまえばただの女ってわけさ。ここ最近家に戻らなかったのは、毎晩俺と楽しんでいたからさ。家庭よりも俺が好きだってはっきりと言ってたぜ・・」

『ゆ‥許して…有クン‥お母さん、もうこの人に逆らえないの‥』

「うわーぁッ!」

僕は怒りに任せて男に殴りかかった。

「ゲホッ!」

男の拳が僕の鳩尾にのめり込んでいた。僕はたまらず床に這いつくばる。男はそのまま僕の体にケリを入れた。

「こいつは体で言って聞かせないといけないかぁ!」

『やめてぇッ!』

母が僕の上に被さる。

『この子には私から言っておくから…だからお願い‥』

「チッ!言い聞かせておきな!お前たちの家庭を崩壊させるかどうかは、もう俺次第だってことをな!」

『ごめんね‥ごめんね‥有クン・・』

母は泣きながら何度も謝っていた。この日から僕達親子の地獄の日々が始まった。


『ひぃぃぃぃッ!こんなのダメェェェェッ!』

「か、母さん!」

蜜壺に若々しい息子の肉棒が、そして肛門に毒島の凶悪な太さの肉棒が突き立てられる。

『死ぬッ!死ぬッ!死ぬぅッ!』

二本の肉棒が冬子の中で暴れ狂う。
息子と姦夫による二本差し。
妻として、母として、決して味わってはいけなかった背徳の快虐。

「明日から人妻娼婦として客を取るんだ冬子。いいな?」

『取りますッ!なんでもシます!だからお願い!もう堪忍してぇぇッ!』


『ああッ、もう出るぅッ!出ちゃうぅぅッ♡』

母さんは尻肉を震わせながらXX混じりの浣腸液を尻の穴から吹き出した。

母さんを取り囲む男達がそれを見ながら下卑た歓声をあげる。

「おい有!冬子のケツを洗いな。お客様達が使えるようにな。」

毒島の命令で僕は水の入ったペットボトルで母さんの尻を洗う。

「穴の中も念入りにだ!」

じゅぶぶぶぶ‥

僕は二本の指を母さんの肛門に入れ、汚物を掻き出すように何度も出し入れする。

『あ”ぉッ♡ はぐぅッ♡』

「ククク‥実の親子なんだろ。あの二人。息子に尻穴えぐられてヨガってるよ・・」

毒島の集めてきた客の一人、太った男が僕達を見て嘲笑う。

『ご、ごめんね‥有ちゃん」

あれから毒島は我が家に入り浸り、気の向くままに母を欲望の道具にした。眼の前で犯される母を何度も見た。
単身赴任から父が戻る日は、僕の家庭教師という名目で家に来て、父の目を盗んで、その直ぐ側で母を犯した。僕はそのフォローをさせられた。

今では毒島は母に客を取らせ、僕にその手伝いをさせるようになっていた。
実の息子前で人妻を犯れるというのが変態客に受けるという理由で

『んお”お”おぉぉぉッ♡!死ぬぅッ♡!死んじゃぅぅぅッ♡!』

二人の男に前後から挟まれ、その花弁と肛門の2つの穴を男達の肉棒で貫かれていた・

「どうだ奥さん!俺たちと息子どっちが好きだ!?」

『あなたッ!あなたですぅぅッ♡!』

客の男と舌を絡ませ合いながら母さんが叫んでいた

『うあ”ぉぉぉぉぉッ♡! 冬子イキますッ♡! 息子の前で逝きますぅッ!!」


203X年のL国の侵略から我が国を守った救国の英雄、毒島武雄将軍だが、若かりし頃は手の付けられない無法者であったという。

そんな彼を軍人として鍛え上げたのが教官であった寒露冬子中尉であり、毒島将軍も生涯の恩人として彼女の名を上げている。

惜しむべきことに彼女は自宅の火災により、彼女の夫、そして息子と共に早くしてこの世を去ってしまった。なお火災の状況から、寒露家の誰かが起こした無理心中ではないかという噂も流れた。

しかし毒島将軍は寒露家とは家族ぐるみの付き合いであり、そのようなことをする理由も全く心当たりは無く、不幸な事故であったに違いないと証言していることから、現在では噂に過ぎないとされている

―完―

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テーマの著者 Anders Norén