幽らり

みんな見ている。邪悪な夢を。

啓土ケイティ1 バカンス編

「一目惚れです!付き合って下さい!」

『ええ!?』

結婚16周年記念の家族旅行、記念なんて言ってるが16という歯切れの悪い数字に意味はなく、夫の両親も含めて南国へ旅行ができるスケジュールが組めたということで企画された旅行だった。
ケイティと夫と、3人の子供、そして夫の両親の合計7人。
夫は会社経営、ケイティ自身も自分自身がデザインしたアクセサリーを販売する店長であることもあり、それなりに多忙であることから家族全員が揃う旅行はほとんどなかった。

場所は南国の離島であり海の美しさで評判リゾート地だったが、子供たちは午前中で海に飽きてしまい。冷房の効いた部屋でゲームをやりたいと言い出し、一番下の子がぐずり始めたことから、子供と夫の両親だけ先にホテルに戻ることになった。夫婦水入らずの時間を作ってあげようという夫の両親の配慮だった。

夫がレンタカーでホテルまで家族を送っていく間。ケイティはビーチに1人残ることになった。持ってきた荷物を置いてくわけにも行かなかったからだ。

1人で近くの浜辺を歩いているケイティに声をかける者がいた。

(な、ナンパってやつね…。それにしても中々カッコイイじゃない‥)

日焼けした肌、適度に筋肉の付いた体、整った中にも野性味を感じる顔付き。人は見かけじゃないとは言うが、やはり見た目が人の第一印象に与える影響は大きい。断り方も

『いやねー。こんなおばさん捕まえて。
 おばさん、これでも3人も子供いるのよー』

「そんなの関係ありません!こんな美しい人見たことありません!」

男はケイティの両手を取り迫る。

ドキッ♡

長らく母として過ごし忘れかけていた。女性としてのトキメキが胸に蘇る。

(こ、こんな真剣に告白してくれてるのに…無下に断るのも、悪いわよね…あの人もまだ戻らないし‥)

心なかで断らないための言い訳を考えているケイティ。
「知らない人には付いて行っちゃダメ」つい先日も一番下の子に注意したばかりだった。
子供に対しては聡明になれるが、自分自身の事には愚かになってしまうのは大人のサガだろうか。

『ふぅ‥まあ‥少しおしゃべりするぐらいなら付き合ってあげるわ。』

動揺を見せないよう、精一杯落ち着いた態度を装うケイティ。

ほとんんど人が来ない穴場の、美しい浅瀬があると誘い出され、唇を奪われ、水着を剥ぎ取られ、そして夫にしか許しては行けない場所への侵入を許すまであと30分。

一瞬のトキメキが、彼女が16年間積み上げ築いてきたモノを壊し尽くすことになるとは、この時のケイティは知る由もなかった。
そしてそれを、夫が見ていることも‥


『い…いけない子ね…こんなおばさん捕まえて…♡』

”私”は息を潜め岩陰から妻の痴態を覗いていた。

子供達をホテルに送りビーチに戻った時、妻が年の離れた若い男にナンパされているところに出くわした。

私はその様子を少し離れた所から見守っていた。

妻は鼻にもかけず断るだろうし、そんな妻に声をかけて「満更でもなかったんじゃないか?」

そうからかってやろうという悪戯心が沸いたからだ。

しかし、そこから私の想像はことごとく外れた。

楽しそうにおしゃべりをしながら若者に連いて行く妻。その場飛び出して、止めることはできた。だが何故か私はそうせず事の成り行きを隠れてみていた。そう、男が妻の唇を奪ったときも、水着を脱がしていく時でさえも。

そして今とうとう、妻の媚肉に若い雄の肉棒が突き立てられていた。

『あおぉぉぉゥッ♡!』

ああ…私だけが踏み入ることのできるはずの禁断の花園が…
愛しい我が子達を産み落とした神聖な場所が…
喉奥から込み上げる怒りと絶望…だが同時に感じた事のない激しい興奮を私は感じていた。

灼熱の太陽を反射し、ぬらぬらと光る妻の肢体はこれまでに見たどんな妻の姿よりも美しかった。


『あ…あなた、遅くなってごめんなさい。私、今までちょっと遠くまで泳いでて…』

「そうか。久々に子供達から離れて、1人の時間を楽しめて良かったじゃないか。」

『ありがとう、あなた。とても楽しめたわ。』

(ああ、知っているよ…とても愉しんでいたね。あの男と…)

『喉渇いちゃった。水もらうわね。』

ペットボトルのぬるくなった水をゴクゴクと喉を鳴らして飲んでいく。

さっきまで男の腰にしがみつくようにして、男のペ○スを喉の奥まで加え込み。流し込まれるザー○ンを喉を鳴らして飲み込んでいた妻の姿が重なる。

『そろそろホテルに戻りましょうか。お義父さんとお義母さんに、あの子達の面倒を見てもらってばかりじゃ悪いし・・』

国際結婚でありながらも、私の両親と妻の仲はとても良好だった。
16年間。彼女と夫婦として過ごし、3人の子供に恵まれ、積み重ねて来た家族の絆。

それが今日、妻は出会って30分も経っていない男に肉体を許し、アナルバージンすら捧げた。

今もその場面が脳裏に鮮明に焼き付いている。

ーーーー
『AGHHHHHHッ!!』

男のペニ○が妻の肛門を押し広げながら埋め込まれていく
妻は獣のような声を上げながらも腰を振り続け
そしてそれは次第に甘い響きを帯びていった。
ーーー

頭中の血が沸騰し逆流するような感覚。私は…私は…

『あなた!あなた!? どうしたの?』

「い、いや少しぼーっとしてたみたいだ。」

『早くホテルに戻りましょう。体は大事にしてね…愛してるわ。あなた…』

…知っているよ。ケイティ。最後にシックスナインをしながら、あの男とまた合う約束をしたこと…

地平線の向こうへ沈んでいく夕日。まるでそれは、温かい陽の光のようだった妻との夫婦生活の終焉を現しているかのように思えた。


『あなたがこのホテルの従業員だったなんて‥』

「フフ‥昨日から奥さんを狙っていたのさ。」

深夜、子供達が眠った後、ホテルの部屋を抜け出す妻。
私も部屋を出て妻の後をつける。昼間の情事の最後に妻と男が連絡先を交換し、夜中に合う約束してしたのは知っていたからだ。
たどり着いたのはホテルの敷地内にあるプライベートプールだった。

男と妻の逢瀬。私は物陰に潜んで2人の会話に聞き耳を立てる。妻と男はいきなり事に及ぶことなく、楽しそうにおしゃべりに花を咲かせていた。

「この島へは家族旅行かい?7人なんて随分と大所帯じゃないか。」

家族の事を聞かれ、妻の表情が曇る。一瞬の沈黙の後、男の質問に応える。

『ええ、結婚16周年記念で‥夫と子供達と、夫のご両親と‥あ、あの私やっぱり‥うむッ!』

何か言いかけた妻の唇を、男の唇が塞ぐ。そして空いた手で妻の豊かな乳房を揉みしだく

『うむぅッ‥ううンッ♡‥はぁ‥はぁ‥♡』

「本当は旅行中だって気が休まる時がなくて大変だったでしょ‥。今夜は何も考えずに俺に身を任せて‥ケイティ。」

とろんとした表情で男と唇を貪り合う妻。一瞬戻りかけた母としての理性はもう無かった。

「さあ本場だ。ケツを出しな奥さん。」

男の口調が変わる。女をモノとして扱う種類の人種のそれだった。
だが妻は恍惚とした表情でその命令に従う。

『Yes‥♡』


『長男のマイクは今、16歳で‥バスケが得意で‥部活でレギュラー取ったって‥あッ♡ あッ♡』

ズブッ、ヌッぷぷッ‥

「へえ俺と3歳差かあ、仲良くなれるかも。もっとも俺はお母さんと腟内(ナカ)良くさせてもらってるけどねw」

妻の尻を弄りながら、男が嗤う。その指は媚肉とアナルに食い込んでいる。
男は妻に尻を突き出させると妻に家族紹介をさせていた。
夫の私、私の両親、そして3人の子供達を一人一人‥妻の口から。そして‥

「さあ今度はマイク君に謝ろうか?」

ズボッ!ズブッ!! 
男の指の動きが激しくなり妻を絶頂へと押し上げる。

『マ‥マイクッ!ごめんねママ、あなたと同じ年頃の男の子に、お尻ズボズボされてイッちゃうぅぅぅッ♡!』

ビクッ、ビクッと全身を震わせる妻。これを家族の分だけ繰り返していた。
最初は罪悪感に泣きながら、従わされていた妻だったが、次第にその声は甘い響きを帯びていった。
家族を裏切る背徳感が麻薬のように妻の意識を蝕んでいくのが傍目からもわかった。

この男は妻を「調教」しているのだ。妻としての母としての理性を一枚一枚剥ぎ取りながら家族を裏切ることにすら快楽を感じるように。

この夜が明けた時、妻は別人に変えられてしまっているだろうという確信があった。

私は自らのペニスをしごきながら、絶望と怒りとそして興奮が綯い交ぜになった感情を白濁した液体と共に吐き出していた。


ズン、ズン、ズン!

『ほッ♡ おほッ♡ んほぉぉぉッ♡』

男に揺さぶられ下品な声であえぐ妻。

「今日から奥さんは俺の奴隷だ。いいな」

『は、はいッ♡ 私はあなたの奴隷ですッ♡!』

「最初の命令だ。俺を奥さんがいる都会に呼べ。俺はこんな田舎で終わる気は無いんだ。とりあえず資金として100万用意しな!」

『そ、そんなお金‥』

「都会に行けば、毎日でもこうして可愛がってやるぜ。」

ズブブブブッ!

『あおぉぉッ♡‥ま‥毎日ぃ‥♡』

「断ればこのことを旦那にバラすぜ!結婚16年目の奥さんはナンパ男にホイホイ付いて行って食われましたってな!」」

『わ‥わかりました‥お金用意します‥住むところも‥飛行機のチケットも‥』

「よし!それでこそ俺の女だ!」

男は腰を落とすと、より激しく、暴力的なまでの勢いで妻を揺さぶる。
ブルン、ブルンと妻の尻肉の双丘が震える。

『んほおぉぉぉぉオッ♡! 死んじゃうッ♡!死んじゃうぅぅぅぅンッ♡!!』

妻は白目をむいて絶頂の叫びを上げた。

ーーー

激しい情事が終わり2人は時折唇を絡め合いながらプールサイドで恋人のようなピロートークに興じていた。これからの事についても話し始めていた。

私は2人に気づかれぬようプールを去り、ホテルへの帰り道を急いだ地平線が明るくなり始め、短い夏の夜が明けようとしていた。
しかし私の心の中には暗雲が立ち込めたまま、光が射すことはなかった。


「りょこーたのしかったね!ママ!」

『ええ、そうね』

空港のロビーで出発時間を待つ私達家族。下の子の無邪気な言葉に、優しく微笑む妻。母として慈愛に満ちた眼差し、あの日の出来事は南国の暑さが見せた幻だったのではないかと思いたくなる。

だが突然、ハッとしたように妻の顔が変わる。

『あ、あの‥ママ‥ちょっとトイレ行ってくるわね‥』

そう行って立ち上がる妻、その向かう先の大勢の乗客達の雑踏の中にあの男がいた。
それを追うように雑踏の中に消える妻。


『これお金です。これで私に会いに来て‥』

金を入った封筒を受け取る手が震える。100万。”俺”にとってはデカい金だ。都会へ出るための資金。これでこんなチンケな島からおさらばできる。人生を変えるチャンスがやって来たのだ。

「愛してるぜ。ケイティ。それでこそ俺の女だ。」

都会での住む場所も、働く場所も彼女が用意してくれることになっている。
利用するために近づいた女だが、感謝の気持ちは本当だ。俺は彼女を抱きしめてキスをする。

『まだ出発まで時間がある。最後に可愛がってやるぜ。奥さん』

『はい…♡』

公衆便所で人妻を全裸に剥く。
ついさっきまで子供たちに慈愛の笑顔を向けていた母親がチンポに媚びる牝の顔を晒している。
これまでに感じたことのないような興奮が全身を駆け巡る。
妻として母として積み上げてた月日を、俺が汚し、夫や子供よりも俺を優先させる。
利用するためだけに近づいた女だったが、人妻を征服するということがこれほど甘美なことだとは思わなかった‥

『うむぅ♡ んぐッ♡』

夢中で俺の肉棒をしゃぶるケイティ。
俺は人妻を支配した征服感に酔う。

元々、俺は熟女なんて趣味じゃなかった。
だが女に貢がせて食ってる先輩の「人妻は金になる」という口癖を信じ、人妻にターゲットを絞ってこの島に来る観光客を狙っていた。この島から出るきっかけにするため。

バイト先は高級リゾートホテルで客層は富裕層が多く、当然人妻も大勢いた。
中には向こうから俺にアプローチをかけてくる女もいた。だが骨格レベルで形の崩れた中年女達を抱く気にはなれなかった。

そんな時に現れたのがケイティだった。アラフォーとは思えないほどの若々しい容姿。

そして俺らしくもないが、我が子に向ける優しい表情が、小学生の時、離婚して家を出ていった母さんに何故か重なったからだ…

「だ、出すぞッ!」

『出してッ!ケイティにいっぱいかけてッ♡!』

俺はケイティに欲望の塊をぶちまけた。

「ケイティー!いるかーい!」

不意にトイレの外から響く声

『や、やだこんな時間、もういかなきゃ!』

旦那の声にケイティが慌てて服を着替え、身なりを整え始める。
ここでバレちゃ台無しになる。俺は扉から死角になる場所に身を潜めた。


『ご、ごめんなさい、あなた。お腹の調子が悪くって‥』

離陸の時間が迫っても戻らない妻を探し、私は空港のトイレで妻の名を呼んで回ったのだった。

空港の端、人もあまりこなさそうなトイレに妻はいた。

扉を開けた妻の姿をみて、私は妻がここで何をしていたかを悟る。
上気し、汗ばんだ顔、
口から漂う男の精液の匂い。
その表情は快楽を貪る牝の顔から、母の顔に戻りきれていない。
そして妻は気づいていない、口元にへばりついたままの裏切りの証に。

今の今まであの男の奉仕していたのだろう。
そしてこの扉の死角に今もいるのだ。あの男が。
扉を開け切って全てを白日の元に晒したい衝動に駆られる。だがそれは16年続いたこの結婚生活の破局を意味するのだ。

「シャツがズボンからはみ出てるよ。一旦中で身支度を整えた方がいい。」

着衣の乱れを指摘して、一旦、扉を閉めさせ、外で待つフリをして、私はトイレの扉に耳を当て、中の様子に聞き耳を立てる。

わずか声が聞こえる。妻の慌てるような声と男の笑い声。きっと口元の陰毛に気づいたのだろう。

そして聞こえた。

「またな奥さん。直ぐに俺も行くぜ。 そしたらまた犯しまくってやるぜ。」

『はい♡ お待ちしてます。ご主事様♡』

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