男達はソファで母に作らせた料理と酒を食べながら騒いでいる。
拘束されている僕の所に母が水と食べ物を持ってきた。
『優ちゃん…これ食べて…お水も…』
あんなビデオを見せられた後では食べる気もせず、この女と話す事すら汚らわしいと思えた。
ね…お願い‥少しでいいから…死んじゃうわ…
絞り出すようなか細い声。
その声にほだされたわけではなかったが、吐き戻したため、口の乾きと、何時間もの空腹に耐えることができず、女の差し出した水とパンを口にする。
母の味だった。表面に薄く蜂蜜を塗ったトースト。物心つく前からこの味で僕は育った。
何ヶ月かぶりに口にしたの母の味に、あらゆる負の感情が押し流され、こらえきれずに涙が溢れる。
『おいしい?』
「うん…」
『よかった。優ちゃん小さい頃からコレ好きだったもんね…』
泣きながら母が微笑む。 僕は泣いたまま言葉を紡げなかった。
(どうして…どうして…)
おい、おい、まだ親子ごっこ続けるつもりか?お前ら。
僕と母の様子に気付いた男達が、取り囲む。
いいぜ、今度こそお前らを母子でいられなくしてやる。
『お願い!それだけはやめて、親子に戻れなくなっちゃう!』
四つん這いにされた母。そこへ拘束した僕を無理矢理、母の尻へと押し付ける。
ズボンはずり下ろされ、僕下半身が露わになる
「クク…こいつ、母親のこの格好を見て、勃たせやがった。」
母と男達の狂宴を目の辺りにし、今日はじめて母を女とし認識してしまった。
目の前にせまる母の双臀に、僕の男自身が反応してしまっていた。
男達が僕の腰を足で蹴り押し、僕の剛直が母の花園へと押し込まれていく
「や、やめろーッ!」
そらよッ!
『いや、いやーッ!』
「ついに繋がっちまったなあ。これでお前達はただの雄と牝だ。」
「母さん!母さんッ!」
『優ちゃん!優ちゃんッ!』
「クク…遂に母子で腰振り始めたぜ」
「ごめん母さん、気付いてあげられなくて…助けてあげらなくて…僕は無力だ…」
違う、違うの…ああッ…
くッ…もう、もうッ!出るッ!!
来るッ、きちゃうーッ♡
僕は母の中に欲望の塊を注ぎ込んだ。
男達は、今度は僕の上に母を跨らせる。母は観念したのだろう。僕の剛直に自ら腰を沈めていく。
んんあぁぅッ…はぁ‥はぁ…
再び僕と母は繋がってしまう。
…今度はサンドイッチファックだ。
そう言うと 母の肛門を男の剛直が貫く。
『ひぃぃぃッ、死ぬんじゃうッ!』
「どうだ坊主。薄皮一枚隔てて、俺の肉棒が綾のケツ穴を貫いて感じるだろう?」
「畜生ッ…殺す! お前ら全員殺してやるッ!」
フフ…知ってたか?坊主。
お前の母ちゃんは2穴を同時に犯されるのが大好きなのさ…
さあ最後の親孝行だ…腰を振りな。
絶頂を迎え再び気を失った母を男達が別の部屋へと運んでいった。
男の一人が、僕の口を掴み何かを押し込む。吐き出そうとしたところをすかさず、酒を流し込まれ飲み込んでしまう。程なく 頭の痺れるような恍惚感が襲う。
ドラッグの一斉処分だ。
この量だと良くて廃人ってとこか…
後でこいつの家の前に転がして置け。
もちろん綾には黙ってな…
男達の声が遠くなる。
混濁していく意識の中で、母が僕に優しく微笑むのが見えた。
母さん……
ー 完 ー