「気分が悪くなってずっとホテルで寝ていた」というルシアの言葉を夫は簡単に信じた。よもや目の前で話している妻の口、その奥に他の男の小便が流し込まれているなどとは思いもしないだろう。
ルシアを車で自宅まで送ってきたのは令二だった。令二は車を運転している最中、助手席のルシアに自らの一物をしゃぶらせていた。便所代わりとでもいうように小便をルシアの口に放ち、ルシアはそれを喉を鳴らして飲み込んだ。
ングッ、ゴクッ、ゴクッ…ッはぁ、はぁ♡
もう私、令二さんの女です♡
夜の街を走る車の中で、ルシアは幸せそうに令二に微笑んでいた。
深夜、夫が寝息を立て始めたその横でルシアが起き上がる。
ふふふっ…
ルシアは左手を開くと、手のひらを舐めはじめる。手のひらには令二の精液がこびりついていた。
ぁあン♡ 臭いッ♡
ルシアのマンション前の道路に車を停めると、令二は運転席に座ったまま、ルシアに最後のフェラを行わせていた。
ククク、奥さんの自宅前だ。旦那や知り合いに見られたらおしまいだな・・
んーっ、んんぅんッ!!
ルシアが何か言おうとするが、令二の剛直を咥えていて声にならない、
いいか、俺が出したら飲み込むなよ。口に貯めて左手に吐き出しな。
ウッ、ぐぅぅうつ!イクぜ奥さん!
そう言うとルシアの口腔に欲望の塊を吐き出していく。
んっ、んんんうぅん♡ うぅんッ♡
ルシアが嬉しそうに口内で令二の精をしばらく味わうと、令二に言われたとおり左手にじゅるりと精液を吐き出す。
フフ、それを使って旦那のそばで俺に抱かれるんだ。
? 戸惑うルシアに令二は命令する・・・・。
ぺちゃ…ぺちゃ…
ああ、バレちゃう♡
夫の側で、令二さんの精液舐めてるの
バレちゃうう♡
帰ってからずっと握ったままの左手、夫にバレないかずっとドキドキしていたが、そのスリルすらルシアには心地よかった。
舌を突き出し、愛おしそうに精液を舐めるルシア。全裸になると、寝ている夫の方へ尻を向ける。
そのまま精液のついた指を自らの秘所をねじり込み、激しく動かす。肛門にも指をねじ込もうとするも、奥まで届かないもどかしさにルシアは身悶えする。
マインド・ファック(心の中で犯す)。
令二はそう言っていた。夫の寝てるすぐ側で令二の精液を使い、心の中で令二に抱かれる姿を想像しながら自慰を行えと命令されていた。
監視者もいない。拒もうと思えばできる命令。しかしルシアは喜々としてその命令に従っていた。
自分の体と心を征服した愛しいご主人様。その命令に従うことが今のルシアの悦びだった。
んっ、んんっ! れ、令二さぁン♡
自慰行為に夢中になるルシア。蜜壺から蜜が飛び散り、寝ている夫の顔にまで跳ねる。他の男の名前を呼びながらの自慰行為。気づかれたら言い訳はできない。
ぁっ♡、あっ、♡おぉン♡
い、イきます!
ルシアがイクの許して下さい!
令二さんッ♡!
令二に絶頂の許可を求めながら、この日最後の絶頂を迎えるルシア。
ハァ…ハァ…ハァ…
指じゃ、物足りないのぉ・・
れ、令二さん…来てェ…
お渡しした鍵を使って
はやくルシアを犯しに来てぇ♡
夫の寝ているすぐ横で背徳的な言葉を呟くルシア。
令二の顔が、体が、そしてペニスが脳裏に焼き付いて離れない。罵倒までし憎くて堪らなかった男を今、ルシアは何よりも求めていた。令二にされた数々の仕打ちも、自分に牝奴隷としての悦びを教えてくれるものだったのだと感謝すらしていた。
昼間に悔し涙を流しながら令二に差し出した家の鍵。それを使って今すぐにでも犯しに来て欲しかった。
朝までの、愛を込めて夫に微笑んでいた妻の面影はどこにもなかった。今のルシアは令二を主人とし、夫を裏切る行為にすら興奮を覚える人妻奴隷だった。
この一日でルシアは令二によって肉体だけでなく、心の中まで犯されていた。ルシアのマインド・ファック(洗脳)は完成していた。