幽らり

みんな見ている。邪悪な夢を。

初日-2 淫弄

乳虐の余韻に惚けるルシア。

頃合いと言わんばかりに男がルシアを押し倒しにかかって来る。

「ヒッ、イヤあッ!」

恐怖でルシアの理性が戻る。

『助けて!この人が!』

すぐ隣にいるであろう女性スタッフに助けを求める。

「無駄さ、あいつならもう帰したよ。」

そ、そんな・・・

やめて! 

この卑怯者ッ!

絶対に許さない!!

ルシアを男を罵倒しながら拳で叩くが、男はそのままルシアにのしかかる。

男は下着に指を滑り込ませると、一気にルシアの秘所を貫く。

『くぅんんんんー!!ッ』

ルシアの腰が跳ねる。

「ふふふ、もうびしょびしょじゃないか。 乳を虐められるのがそんなに良かったのかい?」

『違う、違う、感じてなぃ!』

ルシアはかぶりを振って否定するが、ルシアの蜜壺からは隠しきれないほどの蜜が溢れ、既に下着はおろかスカートまで濡らしていた。

『はぁぁあン♡』

男が指を動かす度、くちゅ、くちゅっと明らかに濡れた音がする。

何とかを男を押し退けようとするルシア。

しかし蜜壺を貫いた男の指が動くたびに、ルシアは体から力が抜け抵抗できなくなる。

男は、ルシアが自分の下でもがく様を楽しみながら愛撫を続ける・・・


ルシアが男を押し返す力も尽きた頃、男は彼女の両手を縛りあげる。

ルシアは男を罵倒し、必死に抵抗しようとするが既に体の自由は奪われていた。

口で乳房を吸いながら、指で彼女の蜜壺を執拗に責め続ける。

男の指が秘肉をかき分け、ルシアの肉豆をむき出しにする。

『ダメッ、だめッ!そこはダメなの!』

男の指が肉豆をこねり回す

『ダメェーーぇぇえ!!』

ルシアが悲鳴を上げながら絶頂する。

『助けて、あなたァ!』

男が指を動かす度、悲鳴と共に彼女の躰が跳ね、

股間から流れでる蜜が床を濡らしていく。

股間からの刺激に必死に耐えるルシア。

『ダメ、耐えるのよ・・・

絶対に気持ちよくなっちゃ駄目・・・

あなた・・・私を守って。』

だが男の指が、きゅっとルシアの肉豆を摘むたび、ルシアの腰がビクンと跳ねる。

きゅ。ビクン。

きゅッ。ビクン!

きゅウッ。ビクッビクッ!

男の指示でルシアがリズムよく腰を跳ね上げてるようにすら見える。

「そうだ、腰を動すんだ。良い子だ。ルシア・・」

突然男はルシアの耳元でそうささやくと、

ルシアの耳たぶを甘噛し、外耳を舌でなぞる。

ゾクッとルシアの背中に電流が走る。

股間からの快楽に耐えていたルシアにとって、予想外の方向からの刺激だった。

ルシアの腰が跳ねるたびに、自分に従った褒美だと言わんばかりに、

甘い褒め言葉と、耳への刺激を繰り返す。

(み、耳は弱いの・・♡)

(で、でもこれぐらいなら・・

屈してなんていないから・・

だ、大丈夫ぅ・・)

耳に与えられる小さな快楽ぐらい我慢しなくてもいい。

そんな言い訳をしながら、次第に自ら男の指の動きに合わせて腰を動かしはじめている自分に気づいていなかった。

小さな綻(ほころび)から徐々に理性が崩れていく・・

20分もする頃、ルシアは男の操り人形となっていた。

男が指で腰を引き上げようとすれば、それに合わせて自ら腰を浮かせる。

そのまま指の動きに従って、上に、下に、右に左に腰をくねらせる。

凌辱者の演奏に合わせ、人妻が踊る淫らなダンスが完成していた。

また男が褒美にルシアの耳に舌をねじ込む。

『ひゃぁあん♡』

もはやルシアは嬌声を抑えようともせず、ご褒美に歓喜する。

男は優しく、そして冷酷にささやくーーー。

「奥さんの負けだよ。」

その瞬間、ルシアは我に返る。

『ハハハ、アハハハハ・・

あなたぁ、ルシア。馬鹿でしたァ。

 ルシア、負けちゃいましたァ!』

ルシアは泣きながら笑い。そして快楽に身を委ねた。


『もっと!もっとしてぇ! 

ルシアをかき回してェ!』

ルシアは乱れ狂い快楽を求める。

もはやルシアは与えられる快楽に抗おうとはしなかった。

突然、男がルシアにキスをしようと顔を近づける。

快楽に麻痺していたルシアの理性が一蘇り、それを拒もうとする。

「キス」。心のつながりを示す愛の行為。

そう信じているルシアにとっては、それは夫としか許されない行為だった。

『いや、そこだけは。お願い!』

だが腕を拘束されているルシアに拒むことはできなかった。

『うむぅっ!』

男がルシアの唇を奪う。必死に抗おうとするルシア。

男のキスはこれまでルシアが経験したことのないものであった。

男の舌がルシアの口腔に侵入し舌を絡め取る。舌の先端がルシアの歯茎をなぞり、口内の敏感な部分を刺激し、それだけでルシアの頭が蕩けそうになる。

やがてルシアは最後の理性も淫猥なキスに溶かされ、

自らの舌を男の舌に絡めはじめる。

快楽を貪り合う長い長いキスの後、ようやく二人は唇を離す。

二人の舌の間に唾液が水滴の橋を作る。

『はぁ・・好きィ・・アナタぁ♡』

‘あなた‘。

自分を犯そうとしている男を、もはやルシアは最愛の夫と同じ呼び名で呼んでいた。

自ら舌を突き出し再びキスをねだる。

男はからように舌を出し、ルシアの舌に届くか、届かないかのところで止める。

なんとかキスしようとルシアは必死に舌を伸ばす。

伸ばした舌がようやく男の舌に届こうとした瞬間、男は舌を引き離す。

『アン、もうっ!♡』

恋人に甘え拗ねるような仕草で抗議するルシア。

次の瞬間、男が再び彼女の唇に喰らいつく。

ぅぅぅん、うむぅ!

ぷハァ!

ううううっむう!!

二人は舌を絡め合い、唇を挟み合う。相手の顎すらも咥えようとする。

獣のように情欲を貪るキスが続き、最後は男が送り込む唾液をルシアは喉をならして飲みこんでいた。

唇を貪り合いながらルシアは男の腰に両足を回す。 もはや腕が拘束されていて、男に抱きつけないことがもどかしい。

自ら腰を男の腰に擦り付けるルシア。男の股間に硬い膨らみを感じ蕩然となる。

潤んだ目で男を見上げながら、ルシアは全身でおねだりをしていた。

男がズボンを下ろすと、いきり立ったら男性自身が姿を表す。

『ああっ・・♡』

ルシアから感嘆の甘い吐息が漏れる。

男のソレをうっとりと見上げ、 腰をくねらせなが股を大きく開く。

もはやルシアに貞淑な人妻の面影は残っていなかった。

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