幽らり

みんな見ている。邪悪な夢を。

肉母哀歌4 傍観のはてに

「先輩〜!この前の嬢とまたシテきたんですよ。」

「なんだと…」

「ちょ、先輩があの子と遊んだら、様子を教えろって言ったんじゃないですか、怖い顔しないでくださいよ…」

「い…いや…その、それでどうだった?」

自分でその店に行けない以上…妻の様子を知るにはこいつの話を聞くしかないのだ…

「何だ興味津々じゃないですかw  気になっていても風俗通いはできない。妻帯者は辛いですねw ホラこれ見てくださいよ…」

「別料金で動画もOKなんすよ、ほら俺の下で喘いでる彼女、エロいでしょ。
それに見て下さいよ。これホントの結婚指輪で、
彼女を調教したご主人様の言いつけで、仕事中も付けさせられている…
まあ、そういう設定なんでしょうけど、燃えますよね」

私が贈った結婚指輪だった。指輪の裏には互いの名前が刻まれている。 永遠の愛を誓い合った証として…

「いやーすいませんね先輩、ここ俺の尻ばかり…カメラミスっちゃって」

『んぐっ♡ うむぅっ♡ 』

一心不乱に男の男根を貪る音

「この、あやめさん…人気嬢なのに出勤日が少なくて中々予約取れないんですよ。」

妻がボランティアをやりたいと週3日出かけるようになったのは数ヶ月前のことだった…

奴がカメラの前からどき、彼女の顔が映る…
わかってはいたが、信じたくない現実が写っていた。 今
朝、私と子供達を笑顔で送り出してくれた女性…絹崎 綾。私の妻であった。

「本当は顔出しNGなんですけど、先輩のためにコッソリ撮りました。
どうです?この口でオレのをしゃぶってたんですよ。」

『修さん…早く…早くぅ♡』

後輩の名を呼び、甘えた声でおねだりをする妻

「お、お前の名を呼ぶのか…」

「へへ、実は前に彼女の調子が悪そうな時、添い寝だけでいいよって言ってお喋りして過ごしたことがあって それがきっかけで仲良くなって この前なんか手作りクッキーまで焼いてきてくれて…」

先日の出来事を思い出していた 家に帰るとキッチンに菓子を焼いた匂いが溢れ、子供達が妻の手作りクッキーを食べている。

「珍しいね。何年ぶりかな?私も一つもらおうかな。」

『ごめんなさい。それが最後  あなたの分はもうないの…』

こいつのために作って‥私は………

『あぁッ?』

後輩は肉棒を妻の蜜壺に擦りつけて焦らす。

『イジワルしないでぇッ♡』

「うーん、やっぱ旦那さんや家族に悪いなあ、良妻賢母のお母さんに突っ込んで、啼かせちゃうなんてw」

『フーッ…フーッ…  もう…ホント、イジワルな人…♡』

妻は聞くに堪えないおねだりの言葉を叫んだ。

「『はぁ…はぁ…』」

一戦交え、並んで横たわる2人

「あやめさん。これプレゼント」

『こ、これ…』

人気で中々買えないゲーム機だった 「ほら子供さんが欲しがってるって言ってたじゃない」 先週、妻が唐突にゲーム機を子供達にプレゼントしたのは…

『ああ…修さん…』

妻は涙ぐんでいた。


「おおっ、ここに美味しそうなお豆があるぞ」

『もう、えっち♡』

「たべちゃぉ。かみっ!」

あっふぅ~んッ♡

画面の中で、妻と後輩、よく知る二人が交わっている…

楽しそうに、気持ちよさそうに、 恋人のように、 かっての私と妻のように

『修さん、好きッ、大好きィ♡』

「お世話になってる先輩だから見せるんですよ。兄弟同然だと思ってますから」

後輩は笑いながらそう言った。

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